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ZEHゼッチとは

ZEHゼッチとは、net Zero Energy House(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)の略語で、「エネルギー収支をゼロ以下にする家」という意味になります。つまり、家庭で使用するエネルギーと、太陽光発電などで創るエネルギーをバランスして、1年間で消費するエネルギーの量を実質的にゼロ以下にする家ということです。

これを実現するためには、使用するエネルギーの量を大幅に減らすことが必要となります。とはいっても、暑さや寒さをガマンするというわけではありません。ZEHゼッチは、家全体の断熱性や設備の効率化を高めることで、夏は涼しく冬は暖かいという快適な室内環境をたもちながら省エネルギーをめざすのです。

ZEHゼッチはこれからの住宅のトレンド

ZEHゼッチが注目される背景には、住宅でのエネルギー消費量の大きさという問題があります。エネルギー消費といえば企業や工場などが注目されがちですが、実は、日本国内の全エネルギー消費量の13.8%を住宅が占めています。住宅での省エネをより進めることができれば、全体のエネルギー消費量にも大きなインパクトがあります。

ZEHゼッチは、2008年頃から米国で「新しい省エネの形」として注目されていました。日本でも、2014年4月に閣議決定した「エネルギー基本計画」で、「2020年までに標準的な新築住宅で、2030年までに新築住宅の平均でZEHゼッチを目指す」と定められました。

これを受けて、経済産業省は「ZEHゼッチロードマップ検討委員会」を立ち上げ、どのような住宅をZEHゼッチと呼ぶかなど、ZEHゼッチの定義や評価方法を定め、その普及に向けたロードマップを取りまとめました。

たとえば高断熱化については、これまで「省エネルギー基準」が設けられ、その基準を満たす住宅が「省エネ住宅」とされていましたが、さらに厳しい「ZEHゼッチ基準」が新しく定められました。こうしたいくつかの基準を満たした住宅が、ZEHゼッチです。

出典元:経済産業省・資源エネルギー庁
「知っておきたいエネルギーの基礎用語 〜新しい省エネの家「ZEHゼッチ」」

http://www.enecho.meti.go.jp/about/special/johoteikyo/zeh.html

ZEHゼッチ実現のロードマップ

2020年までに標準的な新築住宅でZEHゼッチの実現50%を目標設定
2030年までに新築住宅の平均でZEHゼッチの実現を目指す(2014年4月閣議決定)

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